第12話ではCarter 君が、Benton先生へ不満を持つsceneが何度かあります。
指導らしい指導をしてくれず、雑用ばかり言いつけられる、と感じています。
■8分20秒
disimpaction:摘便
ひどい便秘になると、便が硬くて自力ではだせなくなります。
指で大便を掻き出す処置が必要になります。
impact:「インパクト」日本語でも「強い印象」や「衝撃」の意味で使われますね。
impaction:はめ込む、固着
その否定形で、はめ込まれた便を出すので「摘便」
なんでこんなことばかり、やらされるんだ!
■17分48秒–18分25秒
Carter君はDr Greeneに相談しています。
Dr Greeneは、Dr Bentonを理解しているようです。
大工さんでも料理人でも、修行の最初は雑用から始まります。
Carter君は学生ですが、研修医でもある程度は雑用をしなければなりません。
しかし雑用と思われるような仕事も、実は将来役立つことが多いのです。
筆者もdisimpaction を何度もやりましたが、
患者さんが良くなって帰られるのをみると、うれしく思いました。
がんばれ、Carter君。
巨匠と呼ばれるその日まで!