肛門から異物を挿入したが取り出せなくなって救急を受診することがあります。
意外に大きな瓶などが挿入されます。
すぐに受診せず1日2日経ってから受診されて、腫れてきたりします。
取り出すのは非常に難しい場合が多いのです。
腰椎麻酔をして取り出したり、全身麻酔や開腹手術が必要になることもあります。
2nd season 第5話
■2分10秒 – 2分50秒
Carter君が前夜の苦労話をしています。
Swan-Ganz catheter:スワンガンツ・カテーテル
静脈から右心房・右心室を経て肺動脈まで挿入するカテーテル。
心拍出量や肺動脈楔入圧などを得て、循環動態の管理に役立つ。
cut down:カットダウン:皮膚を切開して血管を露出しカテーテルなどを留置する。
choley:cholecystectomy:胆嚢摘出術
appi:appendectomy:虫垂切除術
Dr Benton が怪我したおかげ:2nd season 第4話 その1 参照
foreign body:異物
たしかにX線撮影にflashlight懐中電灯が映っています。
■8分07秒 – 8分12秒
Carter君が懐中電灯を見せています。
It still work. まだ使える。
Just kidding. A different flashlight.
冗談ですよ。患者から取り出したものとは別の懐中電灯です。
そんなに簡単に取り出せたとは思えませんが。
5th season 第2話
■25分00秒 – 25分30秒
Carrot perforated his intestine. 人参で腸管が穿孔した。
A whole carrot. まるごとの人参。
He didn’t swallow. 飲み込んだものではない。
つまり肛門から挿入されたのだ。と暗に言っています。