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5th season 第10話 その3「肝性昏睡」


■28分14秒 – 29分00秒
16歳の女性が意識障害unconsciousで搬送されます。
biliary atresia:胆道閉鎖症の既往があります。
hepatic coma:肝性昏睡のようです。

ampicilline:ペニシリン系の抗菌薬
tobramycin:アミノグリコシド系の抗菌薬
  腸内細菌の増殖抑制のため、非吸収性の抗菌薬を服用します。

vitamin K:肝機能障害でビタミンK欠乏をきたし、凝固障害をおこします。

jaundice:黄疸
   黄疸の原因:肝前性:溶血
         肝 性:肝炎hepatitis・肝硬変cirrhosis・肝癌など
         肝後性:胆道の閉塞―胆管結石・膵頭部癌など
黄疸は皮膚skinおよび強膜(眼球結膜):scleraで判断します。

Her breath smells sweet.
肝性昏睡ではアンモニア臭が特徴です。
fetor hepaticus:肝性口臭と呼びます。

lactulose:ラクチュロース
高アンモニア血症・肝性昏睡の治療として経口投与される。
per NG:経鼻胃管から
per:~を経由して  (1st season 第15話 その2「口頭指示」参照)
NG:nasogastric tube

The liver failure is causing her blood not to clot.
肝不全のため血液が凝固しなくなっている。

肝臓の機能の改善が難しいので移植を検討しています。
blood type 血液型がAB型なのでdonorが見つからなかったようです。


この後Dr CarterとDr Knightが、ちょうど脳死状態となったAB型の青年から
肝移植を受けられるよう努力する話が続きます。
  (5th season 第10話 その2 参照)

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