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「ER」5th season 第8話 その2 「父親はどこに?」


■0分30秒 – 
交通事故で搬送された少女が、脾損傷のため腹腔内出血・出血性ショックとなります。
(脾損傷:1st season 第2話 その2参照)
低酸素脳症のため痙攣もおこしています。

特殊な血液型のため、Dr CarterとDr Knightが逃げ出した父親を探し回ります。

■25分05秒 – 35秒
Dr BentonがAnspaugh部長と手術をおこないます。
取り寄せた血液は汚染で使えません。

■26分45秒 – 27分45秒
linea alba:白線(リネアアルバ)
 腹直筋の正中は筋肉・血管がなく腱膜で白い線に見えるのです。
 腹部正中切開では白線を切開します。
 linea:ラテン語で線。英語ではラインline:線。
 alba:白。ラテン語でalbus(白)から。
  写真を貼るアルバムalbum:空白の紙なので。
  アルバトロス(アホウドリ)albatoross:白い鳥なので

腹直筋rectus abdominis
 rectus:まっすぐな。rectum:直腸
 abdomen:腹部

gastrocolic ligament:胃結腸間膜:胃と横行結腸の間
  gastro:胃の  gastric cancer:胃癌
  colic:結腸の  paracolic gutter:傍結腸溝  gutter:ボーリングのガターも溝
lesser sac:網嚢。胃の裏側の空間

■31分23秒 – 32分15秒
PVCs:心室性期外収縮premature ventricular contraction
複数出ているのでsがついています。

低カリウム血症でも高カリウム血症でも心室性期外収縮がおこるので、
カリウム(potassium)値を尋ねています。
lidocaineを指示しています。4.2だと正常範囲内ですが。

と言っているうちにV tach:心室頻拍ventricular tachycardia
となり、除細動を行っています。

■35分28秒 – 36分29秒
手術はなんとか終わったようです。
しかし厳しい状況です。

■39分36秒 – 
Dr Carterたちの奮闘で父親がみつかりました。長い1日でしたね。
しかし、輸血をしても助かるかどうか、厳しいようです。

Dr Carterは探す間に肩関節脱臼を受傷しています。
5th season 第8話 その1 参照)

immobilizer:固定具:動かないようにするもの
  mobile:移動する。mobile phone:携帯電話
  mobileの否定:immobile
  moralの否定:immoral

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